ウダーナ ~ ブッダのつぶやき 第7章1第一のラクンダカ・バッディヤの経 (普及版)
7.1 第一のラクンダカ・バッディヤの経(61)
あるとき、お釈迦様は、サーヴァッティーに住んでおられた。
ジェータ林(祇園精舎)のアナータピンディカ長者の聖園(舎衛城)で、サーリプッタは、ラクンダカ・バッディヤを、法話で、教え、観(すす)め、励まし、喜ばせます。
ラクンダカ・バッディヤですが、サーリプッタから、法話で、教えられ、観(すす)められ、励まし、喜ばされていると、何ものをも執着せずして心は煩悩から解脱しました。
お釈迦様は、ウダーナを唱えました
この世界から、自由になっている
これが自分、自分のもの、自分に関係がある、などが消えている
このように悟った人は、大河を渡るように
悟った瞬間に、自分が消えて河の向こう(悟りの世界)に立っている
