ウダーナ ~ ベスト・オブ・仏教

仏教ベスト盤 ~ ウダーナ ~ を翻訳・解説

ウダーナ ~ ブッダのつぶやき 第6章3注視の経 (普及版)


6.3 注視の経(53) 
 このように、わたしは聞きました。
 あるとき、お釈迦様は、サーヴァッティーに住んでおられた。
 ジェータ林のアナータピンディカ長者の聖園(祇園精舎)でお釈迦様は、ご自分の過去に捨てさられた無数の悪い、善くないカルマを、修行を完成した無数の善きカルマを観察しながら坐っておられたのです。
 お釈迦様は、ご自分の過去に捨てさられた無数の悪い善くないカルマを、修行を完成した  無数の善いカルマをみ、あるがままにみて、ウダーナを唱えました


昔の自分はろくでなしで、真理をみる智慧がなかった
昔の自分は真理をみる智慧があると、ろくでなしでないと勘違いしていた
昔もこの先もいまは、真理をみる智慧も、ろくでなしも本当はない
いまのいまは、全部超えている
昔はろくでなしと真理で揺れていたがね

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